「わたなべまさこ名作集 ホラー・サスペンス編」電子書籍として3カ月連続刊行

「わたなべまさこ名作集」1巻「聖ロザリンド 前編」

わたなべまさこ名作集 ホラー・サスペンス編」が、電子書籍として本日4月25日より配信されている。

同書は1991年から2003年にかけて100冊が刊行された「わたなべまさこ名作集」をもとにした新シリーズ。わたなべの代表作でもある「聖ロザリンド」をはじめ、「新釈 真景累ヶ淵」「死の棲む家」などホラーからサスペンスまで、3カ月連続で計10タイトルが発売される。本日配信されたのは「聖ロザリンド」前編・後編、「新釈 真景累ヶ淵」「死の棲む家」。5月25日には「穴の底」「ねんね…しな」「魚のくさる家」、6月23日には「恐怖街」「従妹イゼベル」前編・後編が登場する。なお「ホラー・サスペンス編」以降もシリーズで書籍が刊行されていく。

わたなべは1929年5月16日、東京生まれ。1952年に「小公子」でデビューし、「ガラスの城」で第16回小学館漫画賞を受賞した。2006年には女性のマンガ家としては初めて旭日小綬章を受勲。93歳の現在も現役のマンガ家として執筆活動を続けている。